1年生の必修科目であるスポーツリーダーシップ論で11月に2週続けて講義をしました。
そして今月はスポーツリーダーシップ論の1年間の最後となる学生のプレゼンテーションを聞いてきました。
テーマは「組織づくり」
11月に行った講義のテーマは「組織づくり」です。
僕の経験してきた組織の話から組織にはどのような形態があるのか、時代の変化によって組織はどのように変わってきたのか。
そのような中で僕の考える理想の組織とはどのような組織か。
そしてその組織を実現するためにはどのようにしたらよいのか。
そんな講義をしてきました。
オンラインサロンの経験が活きた
2022年4月にオンラインサロン「スポーツセンシングアカデミー~誰も教えてくれないセンスの磨き方~」をスタートしたことで自分自身に力が付いたと思っています。
今はオンラインサロンは休講していますが、丸2年間毎日投稿してきたことでたくさんのネタが蓄積されました。
今回の大学での講義もその中から抜粋して「スポーツリーダーシップ論」に当てはめ、「組織づくり」の話をしました。
スポーツセンシングアカデミーはどうしたらより成長する人になれるのか、またはどうしたらより成長する人を育成できるのか、そんなことを学ぶオンラインサロンです。
優れた人とはどのように物事を捉え、どう行動に移していくのか。
人が成長するための考え方や環境づくり、組織づくりなどをテーマに学びを深めてきました。
オンラインサロンを運営することで、自分自身が成長することができたと改めて感じました。
最後は学生のプレゼンテーション
これまでのスポーツリーダシップ論の授業を踏まえ、学生をチーム分けし、チームでプレゼンテーションをしました。
多くの学生にとって人生で初めてのプレゼンになったと思いますがパワーポイントで資料を作ったり、動画を作成したりとそれぞれのチームの色が出ていて、とても見ごたえがありました。
チームでリーダーシップを発揮する学生、フォロワーシップを発揮する学生、それぞれが自分の得意なことを出し合うことで時間のない中で上手く時間を作り、作品を作り上げたことが伝わってきました。
そのプレゼンを僭越ながら採点させいていただきましたが、プレゼンの内容以上にプレゼンの企画を考えたり、それを試行錯誤しながらチームのメンバーと協力したことが多くの学びとなったのではないかと思います。
初めての経験には多くの学びがある
多くの学生たちにとって、初めての経験だったと思いますが、僕自身も大学での講師というのは初めての経験でした。
初めての経験というのは分からないことが多く、さらには分からないことが分からないという状況が多くあると思いますが、そのような経験をすることで、「もっとこうすればよかった」「次はこうしてみよう」というように次につながることが多くあります。
このような貴重な機会を作っていただいたスポーツリーダーシップ論の中村先生には本当に感謝しています。
講師という立場でしたが学生と共に貴重な学びの機会となったことは良い経験となりました。
学生に若さという大きなパワーをもらい、僕自身もまた次に進んでいきたいと思いました。

中村先生ありがとうございました。